その挑戦を、止めるな

プライドが高い人専用の直す方法。悩み知らずの本当のプライドとは

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うも、レインです。

「俺ってプライド高いよな」とふと感じる瞬間て、
大抵は人間関係でトラブルがあった時じゃないでしょうか?

特に「イラッとする時」に自覚して自己嫌悪に
陥ったりしますよね。

というのも何を隠そう、その昔、僕自身のプライドが
なんでそんなにあるのってくらいバカ高かったせいで、
いらぬコミュニケーショントラブルを自分で作っていました。

 

で、今はいろんな方法を使って上手くコントロールして、
良好な人間関係をたくさん作れるようになったんですが、

これを見ているあなたは
今まさにプライドの高さに悩んでいるかもしれません。

 

でも正直言うとね、
プライドを無くす必要はないんですよ。

というか、それよりも上手くコントロールするべきなんです。
なぜならプライドとは毒にも薬にもなる存在だから。

 

コントロールの仕方によって
人間関係を上手く築けなくなる“毒”にもなるし
他人よりはるかに高い実力をつけられる“薬”にもなるんです。

それに、よく言われている”プライドが高いのを直す方法”って、
プライドが高い人にとっては簡単に出来ないものが多くないですか?

 

何を言われても我慢し続けろとか、
どんな人にも感謝しろとか。

それが簡単に出来たら苦労はしねー!って話ですよ(笑)

 

プライドが高い人にはどちらかというと、
“直す”と言うよりバランスを整えていくやり方のほうが
圧倒的にマッチしているはずなんです。

これ、ホントにプライドの高さで悩んだ人にしか
わからない感覚なんですよね~(笑)

 

てことで、今回は
よくある”プライドの高さを直す方法”の上位版である
プライドを正しくコントロールしパワーに変える方法
をシェアしていきますね。

まずは自分のプライドの”質”を分析する

 

で、まずは今、自分が持っているプライドが正しいものなのか、
間違ったものなのかという質を見極める必要があります。

実はプライドには2つの種類があるのです。

 

というのも、
人間は誰でも「他人に認めて欲しい」「称賛されたい」
というような承認欲求なる本能を持っています。

どんな立場にあろうが、人間ならば必ず持っている
抗えない本能なんです。

なのでこれを意味もなく傷つけられる事をされれば
イラッとして当然なんですね。

僕はこれを真のプライドと読んでいるんですが、
まあ大切にしなければいけない”誇り”や”尊厳”の様だと思っています。

 

しかし反対に、自分に不利益をもたらすプライドも存在します。

僕はこれをネガティブプライドと呼んでいるんですが、
自分の意にそぐわない出来毎が起こった時に
「他人から攻撃された」「傷つけられた」と
感じるのはこれにあたります。

 

シンプルに言えば、心の防波堤の様なもの。
理性を働かせないとドンドン言う事を聞かなくなる子供
みたなものなんですね。

 

プライドとはこの2つに性質がわかれています。

この事を理解しておかないと、プライドをコントロール出来なくなり
余計なトラブルが生まれやすくなってしまいます。

たとえば身近な例で言うと、
会社の仕事で自分の意に沿わない批判を
上司にされて反発したとします。

一見、さっきの例でいうネガティブプライドの様に
見えるかもしれませんが、実はそうとも言えないのです。

 

上司がこっちの事情を全く考慮せず、
ただ気に入らないという理由で理不尽な批判をしてきたとしたら、
それは反発してしまっても当然ですよね?

 

逆に、自分の仕事に何かミスがあったことで批判されて
「攻撃された」と感じて反発していたとしたら、
それはただの逆切れになってしまいます。

事情や背景でそのプライドが正しいものかどうかが変わるわけです。

 

つまり、
本来持っている正しい承認欲求の反応なのか、
ネガティブプライドの反応なのかを見極める必要があるんです。

とは言っても、いきなりそんな事を言われても
判断基準なんてわからないと思います。

 

なので、一番シンプルな見分け方を教えますね。

今、自分が感じている心の反応が
客観的に見てダサいか、ダサくないか

これをイラッとする度に自分に問うんです。
とてもシンプルで、やりやすいですよね?

 

ダサいかダサくないかという客観的な視点を持つことで、
冷静に対処出来るようになってきます。

今までプライドという見えない心の反応に振り回されていたのが
正しかったかどうかわかるんですね。

例えばさっきの例。

上司からの批判に毎回イラッときて反発しているところに
この視点を持つことで、

「確かにイラッと来るけど、もし自分の仕事にミスが
あったのが原因だとしたらそれは指摘されて当然じゃないか?」

「だとしたら、それで反発しているのは逆切れになる訳だし、そんなのはダサいよな」

と、ストレスを感じずに素直に自分のミスに気が付くことができますよね?

 

これがもし仮に、「ああ、うるせーな。別にいいじゃねーかそんなもん」
と開き直り反発していたとしたら、それはダサいですよね。

間違ったプライド、ネガティブプライドだとわかります。

自分の甘さを認められないのは明らかにダサいことだし、
そんな反発を続けていれば誰もミスを指摘してくれなくなるでしょう。

 

それをクールに、的確に判断できるのが

今の心の反応はダサいか、ダサくないか?
という問いかけなんです。

変えなければいけないネガティブプライド

次に、ストレスやトラブルの元となっている
ネガティブプライドについて説明しますね。

これを放置していると、
色んな面であなたにデメリットが出てきてしまいます。

その具体的な例と対処法を挙げていきましょう。

①自分の成長が止まってしまう

よく、フワフワした自己啓発で有りがちなのが「ありのままの自分で良い」
「変わる必要なんてない」みたいなことが良く言われてますよね。

すごく耳触りの良い言葉だし、普通に聞いてるうちに
努力しなくてもいい気分にさせられます。

ネガティブプライドも同じで、変にこじらせてしまうと
「俺はこのままで良い。俺は何一つ間違ってないんだ」と暴走して
自分の成長を自分で止めてしまうことになります。

 

弱点があってもそのまま放置してしまうので、
苦手分野を克服することも出来なくなっていきます。

対処法

ネガティブプライドが強いと自分のミスを中々認められないのですが、
自分のミスすらも自分の成長に利用してやるという思考パターンに変えることで、

意外にすんなり受け入れられるようになっていきます。

利用してやると考えることで受け入れられるし、
二度としないと決めることでミスも減らせるしで一石二鳥です。

②(他人に対しても)完璧主義になってしまう

ネガティブプライドが高いと陥るのが、
何事も完璧主義になってしまうというもの。

自分のミスはおろか、他人のミスにもよく目がつく様になり
周りを許せなくないという風になってしまいます。

当然その分だけ、ストレスを感じる様にもなっていきます。

こうなると人が寄り付かなくなってしまうのは
目に見えてますよね。

対処法

僕もこの部分が強かったところですが、
足りない部分を見つけて改善出来る能力だと見方を変えると
精神的に疲弊することはなくなりました。

完璧主義は自分にのみフォーカスする様にすれば、
逆に自分の武器になってくれます。

③間違いを認められなくなる

自分が何かミスをしていても、ネガティブプライドが強いと
それを認められず必ず誰かのせいにしようとしてしまいます。

物事が自分の思い通りにならない事はよくありますが、
その都度何かのせいにしようとします。

その結果、明らかに自分に非があったり力不足が原因であっても
直せなくなってしまうし、周りを敵に回しやすくなって
しまうんですね。

どんなことも上手くいかない体質になるという事です。

対処法

自分の間違いを認めるというよりも、失敗談として
”笑いのネタ”という形でストックするという思考に変えると
今までイライラしていたのがウソの様にしなくなっていきます。

おまけに失敗談というのは、他人の共感を
非常に得やすい話題でもあります。

雑談するときに自分から切りだしていく事で
他人と早く打ち解けられるし、間違いに対して
自然と寛容になる事が出来ていきます。

⑤他人の意見を否定しやすくなる

 

自分を必要以上に守ろうとするので、
他人から何か意見があったとしても必ず
「いや」「でも」という口癖が出るようになります。

これはされた事があるならわかると思いますが、
人間関係では反発しか生み出さない最悪のワードです。

結果的に交渉毎なども上手くいかなくなって、
いつもトラブル続きで嫌な目にあう確率も跳ね上がってしまいます。

対処法

ネガティブプライドが強い場合は、
”他人の意見を受け入れる”というよりも
他人の優れている部分を分析してパクってしまう
という思考の方が上手くいく様になります。

この思考にすることで、自分では思いつきもしなかった事を
積極的に相手の意見から盗み取ろうとなるので、

結果的に相手の意見に一旦耳を傾けられるように
なっていきます。

⑥自慢話をしてしまう

ネガティブプライドが強いと自分を大きく見せようとするあまり、
無意識に発言が自慢っぽくなってしまします。

他人の自慢話を聞かされて最初は「スゴイ」と
思ってくれる人も、毎回聞かされるうちに
ドンドンその人の事が鬱陶しく思えてきてしまうんですね。

僕もここはハマっていた所ですが、
自分ではかなり気が付きにくく、他人を寄せ付けない体質に
なりやすい特徴だと言えます。

対処法

最も手っ取り早い矯正方法は、
今の自分よりも優れた人がいる環境を覗いてみるというものです。

自慢話をしやすくなっている時は自分しか見えていないので、
井の中の蛙状態になっています。

しかしプライドが高い分、実力の高い人を見ると
案外素直に「こんなスゴイ人がいるのか」と感心して
自分がまだまだだったと自覚出来るんです。

ポイントは、自分と年の近い同世代で
自分よりもはるかに結果を出している人を見つける事です。

 

⑦負けず嫌い

負けず嫌いで相手に譲れないというのは、
良好な人間関係を築く上ではかなり重要な要素です。

ただネガティブ要素が強いプライドは
良い意味で負けてあげるという大人の選択肢をとることが
出来なくなってしまうんですね。

話し合いや普段のコミュニケーションでも、
相手に悪印象をチクチクと与えてしまうことになります。

対処法

こういう場合は、自分にとって壁を感じることをするのが
手っ取り早い矯正法だったりします。

特に、
難易度が高く自分の将来にとって得のあることにチャレンジする
というのが向いていますね。

何かのコミュニティでリーダー的立ち位置になってみたり、
何らかのビジネスを自分で初めて見たりすることで
良い意味で自分の限界を知る事が出来るので、

結果的に他人を立てるという選択肢が取れるようになっていきます。

真のプライドとは

 

逆に正しい真のプライドとはなんなのか?
自分にとってプラスになるプライドとは何なのか?
どんな状態であればいいのか?

その基準も必要だと思いますが、
それは以下の5つの特徴が現れた時だと言えます。

 

Ⅰ:責任感がついてくる

自分に対して真のプライドを持っている人は、
何事においても強い責任感を持っています。

自分の言動で生まれた結果は100%自分に原因がある
という風に、自然と思考パターンが出来てくるんです。

こうなってくると、何か言われてすぐイラッとくるような
ネガティブプライドの反応に惑わされず、
物事の本質的なポイントを見れるようになってきます。

要は責任感が出ることで、
逆に細かいことでいちいちストレスを感じなくなるんですね。

同時に、何か上手くいかないことがあっても
安易に他人や周りに非があるとは思えなくなっていきます。

これは目標達成という事に関しては
欠かせない重要な要素でもあります。

Ⅱ:他人に共感出来るようになる

さっき出たように、真のプライドを持つと
まず真っ先に自分に原因が無いかを考えるようになるので、

相手の立場や思考が“見えて”きます。

つまり、瞬時に相手に共感することが出来るようになるんです。

人生を生きる上で最も重要な要素、人間関係を作る上で、
共感する力というのは絶対に欠かせません。

つまり、相手をホントの意味で理解できるようになるんですね。

一旦相手を理解できる余裕が出来てきたら、
それは正しいプライドが育ってきた何よりの証拠です。

 

Ⅲ:自分が一番だとは思わなくなる

ネガティブプライドが強いと、「自分こそがナンバーワンなんだ」
という思考になってしまいますが、それはいわゆる井の中の蛙ですよね。

正直これはダサすぎます。

でも、真のプライドがある場合は基本的にどこにいても、
どんな立場であっても、どんなに知識や経験があったとしても、

上には上がいる

と謙虚な姿勢に自然となっていくし、
変にあぐらをかいて偉そうな態度を取ったりはしなくなるんです。

Ⅳ:同世代よりも圧倒的に早く成長出来る

自分の成長に貪欲になり、それに関係している事には
敏感に気がつけるようになっていきます。

僕もこれは経験して強く思った事ですが、
同世代が遊んでいる間に陰で努力することが苦ではなくなるので、
どんな分野でも短期間で圧倒的に成果を出す事が出来る様になります。

僕の場合、真っ先に取り組んだのは恋愛でモテる男になる
ということだったんですが、一時的に集中して努力したことで

同い年の友人からは嫉妬されるほど
女性をものにする力をつけることが出来る様になりました。

 

Ⅴ:周りから舐められなくなる

ここが最も重要なポイントなのですが、
上に挙げた4つの特徴が出てくると

周りもあなたの事を一目置かざるを得なくなっていきます。

つまり、変に舐められたりすることが無くなるんですね。

ここまでくると、自分の思い通りにいかない事というのは
自然と数が減ってきます。

なぜなら思い通りにいかない99%の原因は、
他人を動かせないことからきているから。

一目置かれるようになると、結果的に
自分の意見が通りやすくなるんですね。

この状態はプライドの高い人にとっては
すごく”悦”を感じることが出来るポイントでもあります。

 

まとめ

プライドが高いから直したいという悩みは、
言い換えれば強いネガティブプライドに振り回されているということ。

しかしそんな時こそ、
今の心の反応はダサいか、ダサくないかという視点を持つことで
ほとんどのネガティブプライドは自然消滅していきます。

そして代わりに真のプライドだけが残り、
それはあなたの成長や自己実現を達成するための
大きな手助けになってくれるんですね。

「プライドが毒にも薬にもなる」と言ったのは
そういうことです。

本当に誇り高く他人に認められる人間というのは、
謙虚さと実力を兼ね備えているものです。

 

そういう人間力をつけるために、
人が尊敬するような正しいプライドを育てるために、
正しい方法で自分を成長させていきましょう!

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