その挑戦を、止めるな

元教育者が語る、頭の良い人7つの特徴とシンプルな9つの鉄則

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うも、レインです。

 

突然ですが、あなたは周りから
「頭良いね」と言われたいと思った事ありませんか?

頭の良さそうな人は総じて評価が高いし、
出世も人間関係も上手くいきやすい、

そんなイメージがあるからだと思います。

反対にそういう頭が良さそうな人を見ると
「自分なんか」と卑下して劣等感を感じてしまう事もあると思います。

”頭の良い人は生まれつきの能力”
という風にどうしても思っちゃいますもんね?

 

でも、学生時代から脳科学を10年以上学んで実践してきた僕としては
それは100%違うと思ってます。

というのも、世間一般で言う頭の良いには2種類あるから。

コツを抑えれば誰でも
「頭の良い人」と評価される様になれるんです。

頭の良さは生まれつきじゃなく、
同じ思考回路を作るために足りない部分を強化することで
作られていく、という話を今回していきますね。

2種類の”頭の良さ”

・学生時代の頭の良さと社会人の頭の良さは違う

まず大前提として、何を持って頭が良いと評価されるのか
という話ですが、これは学生時代と社会に出てからで

全く変わってきます。

 

僕なんかまさにそうでしたが、学生時代は特に
頭の良し悪しに劣等感を抱きがちでした。

大体は
勉強ができる、テストで好成績を出す、スポーツが出来る
という人が頭良いヤツって評価されてましたよね(笑)

数値化されてわかりやすいし、極論点数さえよければ
それだけで頭の良いやつという評価を貰えたので、

そういう意味では誰でもなれるというイージーなものだった訳です。
(僕はそれでもだめだったが)

しかし社会に出て働くようになると、
全く性質が変わってきます。

最も大きいのは、
そこに”人間関係”の要素が加わったこと。

信頼関係、コミュニケーション力など、
総合的な要素が必要になってくるので

なかなか頭が良いと評価されにくくなっているんです。

 

しかしそれでも、僕らが頭が良さそうと思う人はいますよね?

彼らは冒頭で言ったように、
それにふさわしい思考回路を持って生きているので
自然とそう評価されているだけなんです。

要は、ひそかに頭の良い人の思考回路を理解しているわけです。

だったら僕らもそれを真似してしまえばいいですよね。

 

その為にまずは、”特徴”と”具体的な方法”や
”習慣”を知ることから初めていきましょう。

ホントの意味で頭の良い人の特徴

 

僕達の目に頭が良いと印象付く人には、
必ず共通した特徴があります。

僕自身が観察してきた特徴をまとめてみると、
それは大きく分けて7つありました。

それぞれ解説していきますね。

①ハイレベルな情報処理能力

そもそも人間が社会で生活していく上では、
常に情報を処理して生きています。

物を買う時も、仕事をする時も、人と話す時も…

情報処理をしてるわけです。
つまり、その処理の仕方で周りの評価も全く変わってくるんですよ。

たとえば仕事をしている中で
「こいつ頭悪いな」とつい思ってしまう人って、

・わからない事があっても自分でまず調べようともせず、
人に聞くのが手っ取り早いからという理由ですぐ周りの人に聞きたがる。

・自分で一度調べようと脳を使っていないので、
人に聞いて判ったとしてもその後はほぼ確実に覚えていない。

・なので後々、何度も同じことを平気で質問したりしてしまう。

こういう事を無意識にやってしまってます。

 

対して頭の良い人は、
どんな分野でも必ず自分で一度調べようとします。

仮に人づてから情報を得たとしても、それを鵜呑みにせず
本当にそうなのか、必ず自分で調べて自分の頭で考えています。

そしてもう一つ、
手に入れた情報を”整理”しようとする特徴も持っていますね。

仕事の作業でも、人とのコミュニケーションでも、
頭の良い人は一旦情報を整理して、
自分にも相手にも判りやすくしようとするんです。

”シンプルイズベスト”という言葉があるように、
わかりやすいシンプルさを好んでいます。

②高いコミュニケーション力

この部分は一番わかりやすいとこですが、
相手にわかりやすく伝えられるコミュニケーション力の高さは、
最も頭が良いと評価されるポイントです。

”相手に伝わる”とか言うとすごくありきたりで抽象的に聞こえますけど、
要は「相手のレベルに合わせて説明できる」ということ。

伝わりずらい説明をする人って総じて、
専門用語やわかりにくい言い回しで伝えて相手が「?」となっていると
いらついてしまうんです。

相手には抽象的すぎてわかってないのに、その事が理解出来ないので
「なんで理解できない!」と勝手に腹を立てている状態。

これは頭悪いと思われても仕方ないですよね(苦笑)

でも、こういう人は本当に多い。

 

これはどれだけ知識や経験、年齢が上であろうとも
頭が悪い人の典型的な例と言えます。

意外にも、理系の高齢者に多かったりします。

 

反対に頭の良い人のコミュニケーションを見ていると、
相手のレベルに合わせて中学生でも理解出来る単語で説明しています。

さらに、それくらい具体的にすると説明自体が長くなりやすいので、
自然と短く要点を絞って話す必要が出てきます。

なので、頭の良い人の話は
必然的にわかりやすくなる訳です。

 

言い換えるなら、
抽象的なレベルでも具体的なレベルでも
どちらのコミュニケーションも取れる人が

頭が良い人の特徴と言えますね。

 

相手も理解しやすいし、わかりやすい話をしてくれる人には
好印象を抱くのが人間というものです。

 

それともう一つ、会話にスピード感があるというもの。

会話が苦手な人には少しハードルを感じるかもしれませんが、
話している時に必要以上に間を空けないようにしています。

間延びすると不快感を感じてしまうし、
早口になりすぎない口調は頭の良さを印象づけています。

③強い確信

頭が良い人は、どんな分野でも先にゴール(理想像)を決めて
それを意識しながら行動しています。

自分で設定した明確なゴールがあるので、
トラブルがあってもすぐ立て直せるし、
明確になっている分かならず達成出来るという強い確信があるんです。

確信がある人の意見は基本ブレがないので、周りも安心できるし
達成している姿を目にすることで頭が良いと感じるわけです。

こういう特徴がある人は周りの意見に不必要に左右されないし、
自分だけの意見を持っているのもポイント。

周りに合わせるYESマンでいても、
長期的に見て良い事はないとわかっているんですね。

④効率的にしようとする

何事も、古い慣習に囚われずに徹底的に効率化をしようとします。

その方が省エネだし、楽になるとわかっているんです。

そのためにも頭が良いと言われる人は、
まずはどんな分野でも”基礎を覚えること”に最初全力を尽くしています。

 

基礎が出来ていなければレベルの高い応用も出来ないし、
何よりも効率的に物事を進めるためのヒントも出てこないので、

まずは本質的に最も手っ取り早く出来るところから始めようとするんです。
(恋愛でも、人間関係でも、ビジネスでも同じ)

⑤深い知識力

何事においても、知識が無ければ始まらないので
知的好奇心が強いのが特徴です。

①ハイレベルな情報処理能力でも出てきた様に、
自分で調べて新しい知識を深めることが当たり前なんです。

ゆえに知識量が多く、会話を楽しませるためのボキャブラリーや
ワードセンスが高いので頭が良いという評価を得やすいのです。

僕も何度も体験しましたが、知識を深めることこそが
頭が良いと評価される重要なポイントなんです。

⑥独自の発想力

「右へ習え」「出る杭は打たれる」の日本では
あまり歓迎されない考え方だと思いますが、

人とは違う発想が出来るというのも
頭の良い人の大きな特徴です。

周りに囚われず柔軟な発想が出来ると、誰も思いつかなかったアイディアを
提案出来るようになるので、自然に評価されていきます。

さらに発想が自由になると、
自然にプラスの直感力が働くようになっていくんです。

プラスの直観力というのは、
要は何が起きてもこうすれば解決できる
というポジティブな想像力のこと。

この視点が持てるか持てないかで
人生が変わってしまうと言っても過言じゃないんです。

 

それともう一つ、プラスの直観力は
場の空気を読む力にそのまま直結していきます。

場の空気を読んで発言を都度変えられるのは、
頭の良い人の欠かせない条件ですよね。

人間関係を作っていく上でも大きく影響するポイントです。

⑦問題解決能力が高い

実はここは見落としがちで、
一番大事な要素と言ってもいいかもしれません。

頭の良い人と呼ばれる人は、
例外的な事が起こっても必ず冷静に対処出来るんです。

過去の僕自身を含め、人間は想定外の事が起こった時は
慌ててしまって普段取れていたはずの冷静さを欠いてしまう生き物です。

そういう冷静さが無い時の振る舞いは余裕が無いし、
それは周りもよく見ていて、そこで頭の良し悪しを判断されている
と言っても過言ではないんです。

同時に、問題解決能力も持ち合わせています。

問題というのは生きていく上で、どんな人でも起こり続けるものですが
それに冷静に対処できる自信と方法を身につけているので、

どんな問題も解決出来るし、結果的に頭が良いと評価されるという訳です。

 

勝手に頭が良い人になる9つの習慣

 

じゃあ、どうしたら頭の良い人になれるのか?
って話になってくるわけですが、

冒頭でも言った様に彼らと同じ思考回路を作るのがポイントです。

つまり、ふさわしい習慣をマネすれば
勝手に思考回路が出来上がり、”頭が良くなっていく”んです。

 

Ⅰ:あいまいにしない

何事もあいまいにはしないクセをつけてください。

後々の問題になったりトラブルを避けるためにも、
その場で結論まで出す様にした方が長期的に見て
摩擦なく物事が上手く運んでいきます。

Ⅱ:常に調べるクセをつける

「別にいいや」と思ってスルーされがちですが、
わからない事があったらその都度調べて知識を深めることで、
自分の取れる選択肢の幅がグンと大きくなっていきます。

知識が深まれば問題を解決できる様にもなるし、
会話の話題の幅もそれだけ広がっていきます。

Ⅲ:定期的にネガティブシュミレーションをしておく

良い未来の自分を想像するポジティブシュミレーションよりも、
常に自分にとって最悪の出来毎が起きたらどうすればいいか、

というネガティブシュミレーションを定期的にすることで
どんな出来事が起こっても慌てないし、
そうならないためにはどうすればいいかと考え行動していけますよね。

もちろん、やりすぎは逆にモチベーション低下になるので、
定期的にやるというのがベストです。

 

Ⅳ:メモの取り方を工夫する

人間の脳は元々、記憶してもすぐ忘れてしまいます。

大抵の人はメモを取るときは普通に書きなぐりますが、
頭の良い人はメモを取る時、

小まめに大きな見出しをつけていくので
後から見返した時もわかりやすくなっています。

それにプラスして、聞いた事だけでなく考えた事も
書いていくことで自分の中で整理がつき、
周りとも共有しやすく伝わりやすいメモが取れる様になります。

Ⅴ:見た目に気を使っている

見た目の印象が人間関係に影響を与える、なんてのは
今さら感満載ですが、多くの人間はあまり気を使っていません。

特に男は、清潔感に無頓着なケースが多い。

清潔な見た目でない人に、頭の良さは感じないでしょう。

ポイントなのは清潔感であって、ここさえ気をつけていれば
無意味に印象を損なわずに済むし、極端な話をすると
清潔感が強いだけで頭が良い印象を与えることも可能です。

Ⅵ:言葉づかいに気をつける

言葉づかいも頭の良さを感じさせる重要なポイントです。

たとえば早口で声がか細かったとしたら
どれだけ頭の良い特徴をやっていたとしても

ショボイと評価されて終わりです。

基本はゆっくりハッキリ伝わる様に
声を出して丁寧に喋るようにしてください。

Ⅶ:所作を丁寧に

仕草がキレイに見える人って、不思議と頭の良さや
品の高さを感じてしまいますよね?

個人的に好きだったり頭が良いと感じる俳優の仕草をマネするのも、
実は簡単に好印象を与えられる方法だったりします。

Ⅷ:聞いて考える型のコミュニケーションにする

頭の良い人の特徴にも出てきた様に、
基本的には相手の目線に立った会話をするのが基本です。

そのためにも、”聞き上手”と呼ばれるタイプの
コミュニケーションスタイルにした方がいいでしょう。

相手の話を聞いて考える様にすることで、
意図を察して話せるし、反対意見を言う時も
不必要に相手の感情を逆撫でせずに伝えることが出来る様になります。

頭が良い人は頭の回転が速いのではなく、
相手の意図を組んでふさわしい言葉を使えるかなんですね。

Ⅸ:謙虚な姿勢

人間は実力が上がってくると、ついつい
「自分が一番上だ」と思ってしまう生き物です。

でも、それであぐらをかいた態度を取っていれば
どれだけ知識や年齢が高かろうが

「こいつは頭悪い」と評価されて避けられるのがオチです。

本当に実力がついてくるとわかることですが、
自分が偉そうな態度を取っていないか、
周囲にどう見られているかが気になりだして

逆に謙遜するようになっていきます。

これは最初の内は演技でも良いので、
何かで褒められても謙虚な態度で接する様にしてください。

 

 

まとめ

今回の話は、過去の僕自身・社内マネジメント等の教育の仕事の経験から
「こうしたら頭が良いと評価される」と感じたものをまとめたものです。

誰しも頭が悪いとは思われたくないし、
頭が良いと評価されて優越感に浸りたいはずです。

頭が良い人には尊敬され、可愛がられる力があるんですね。

それはコツをおさえれば誰でも慣れるし、
何歳からでも変わっていくものです。

 

今回出てきた習慣のどれかでも実践してみれば、
周りの評価も変わったものになっていくでしょう。

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Comment

  1. こっぷ より:

    貴重な記事ありがとうございます。
    筆者様の意見を拝見していると
    「頭のいい人=周囲からの評価が高い人」
    と定義していると感じられます。
    なぜなら、
    「スポーツが出来る
    という人が頭良いヤツって評価されてましたよね(引用)」
    スポーツができることは、頭の良さとは関係がないと感じるからです。ですが、スポーツができると学生時代は評価が高くなります。

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